きむちんからのお手紙 − 2017年6月号 −
紫陽花が綺麗な季節になりました。
今年は多少、空梅雨気味な本土です。
また北海道は、カラッとして過ごしやすいのですが、
本土並みの暑さで温暖化を感じます。
気圧の変化が激しく、
湿度とともに体調を崩しやすい季節でも有りますので、
何卒しっかりと自己管理されてくださいませ。
さて今月のお話です。
“他人の前でこそ悪人(ワル)になりなさい” です。
道徳にかなった善い行いを「善行=ぜんこう」と申しますが、
善いことほど目立たぬようにする事を子ども達には理解させたいものです。
善行は他人に認められ誉められます。
本人は、さぞ嬉しい事でしょうが、誉められれば誉められるほど、善行を積まなければならないという重圧を受け易くなります。
他人に認められたい願望が強くなり、そういう子等は、小さな嘘、恥じらい・罪悪感を胸の内に貯めがちになり、それらはやがて体内や脳を蝕み、誤った道に踏み込み、陰を背負った一生を送ることになりかねません!
省みれば、子等の親であるもの、またその周囲の人々、子等に接する方々が、既に心の内に「悪人」をひた隠しにしまい込み、あたかも「100%善人」であるかのように子等を騙す人生の方になっておられるからではないでしょうか!?
さてそこで、きむちんのススメは「悪=ワル」こそ晒せなのです。
他人に悪意を覚られないようにする事なく、明るく朗らかに悪意を語る事で、自己の内にある悪の”芽”を摘むことが出来ると考えております‼
しかし、「悪事を企むこと」は決して悪いことではありません。
善行をしようとすれば…やはり”壮大な企み”が必要な場合もございます。”善行の企み”のトレーニングが悪事の企みを練ることによって、上手になります。
本来人は植物と同様、曲がりくねった道よりも、天に向かってまっすぐに伸びた道を歩むようになっているものです。
悪事を練り、それを昇華させることでより!人々の最大幸福に向けての企みも出来るというものです‼
では、今回はこの辺で(笑)
がんこ本舗代表きむちん TUE 20.06.2017