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2021年03月21日

きむちんからのお手紙 − 2021年3月号 −

きむちんからのお手紙 − 2021年3月号 −

今年は、桜の開花も少し早めです。
あれから、あっという間の10年でしたね。
2011年3月11日。東北はまだまだ雪が舞う季節でした。



やがて息吹の春だというのに、生き残った者は悲しみに満ち、しかし何時襲われるかもしれない余波と放射能被爆の生命の危うさに抗い、恐怖に耐え、日本中が「復興」を目指しました。
2020年早春。あの時から9年目のこと、今度は、世界を未知のウイルスによるパンデミック(大流行)が襲いました。
今年もまだ、それは続いています。2年も続けて桜の名所に集うことの出来ない経験など、世界大戦を経験していない世代にとっては初めてのことです。
このまま散ってしまうのか!?
人類は絶滅のシナリオを書き換えることが出来るのか!?
活発になってきている地殻変動、海水温上昇によるハリケーン・台風の大型化と内陸部の砂漠化、マイクロプラスチックだらけの海と汚染された魚たち。
2050年までの、これからの約30年に人類は人口淘汰に曝されかねない危機をどう乗り越えるのでしょう。

世界人口はWHOの2020年の統計によれば2018年に約75億9千5百万人となっています。
うち日本人は、全人口の1.6%強の比率で約1億2千7百万人。なんと98.4%が外国籍者なんです!!
ちなみに上位中国/インド2ヵ国が突出しており、全人口の37%弱で約27億8千7百万人。
仮に1000人の国際村なら、1番目の中国国籍者が189人、2番目のインド国籍者が178人、3番目のアメリカ国籍者が43人、日本人国籍者は、ちょうど10番目の16人。
この16人からの呼び掛けで、1000人の国際村の中で何が出来て、何が出来ないだろうか???
16人が団結すれば出来る可能性は増える?
仮に、割り算すれば、この村の日本人ひとりの外国人受け持ち人数は、約61.5人。
16人がその知恵を結集して出した方法を、ひとり当たり61.5人に伝え、理解してもらい実践して行くことは可能だろうか!?
少数派の日本人が秀でたところは何処だろう!?日本人らしさとは???
たぶん、ね、「復興力」。
未曾有…未だ曾(かつ)て有らずな事が起きた後でも、立ち上がる結束力=復興力なんだと思う。
これからは、無いと信じていたことが起こる世の中なんだよね。予防も大事だし、災害に備えることも当たり前だし、けれども、それでも防げないことが起きた時、克服するには何が必要になるのかな?普段から、いえ幼い頃から、各々が一番好きな道を見つけ、各々が技の修練に励み、各々がその修練の過程をとおして知恵を身につけ、役に立つ時まではと…漫然と過ごすことなく、常に磨きをかけ、知らざる事を見つけて研鑽を重ねて、日々を送る。
いつか日本人の心技体を持って世界を救う時が来ると思う。桜の木の下に集うことの出来ない今こそ、来年の桜に向かって、日本人のアイデンティティが何であるのか?ひとりひとりが探って欲しい!
エコよりもニコッ!!暗闇の中でも笑いを探す、底力(そこぢから)はまだまだ残っているぞ♬

SUN 21/03/2021 きむちん

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